Ⅴ - 製材 -

 

手押し鉋 ( かんな )

 

 

荒木や反りがある板を平らにしてくれます

 

きちんと厚みが上がるように

杢目や反りをみながら削っていきます

 

材料を素手で送るのではなく

押し板があると安心して作業できます

 

この押し板は、10年もの

フリーになる際、先輩から餞別で作ってもらいました

初心を忘れず、日々感謝です

 

軸傾斜 昇降盤

 

 

 

幅や長さ

角度切りもできるマシーン

 

コンマ単位できちんと部材を切ることで

長さやほぞを仕上がりが決まってくるので

慎重にシビアに攻めていきます。

 

さて

これからが本作業となります。

 

 

充分に乾燥し、

板をはぎ合わせたら、部材ごとに平らにして

厚みと幅と長さをキッチリ決めていきます。

 

実際は、鉋(かんな)で仕上げる分0,2mm~0,5mmぐらい大きめにしております。

 

 

無垢の木は、板の状態だと置き方などによって

ねじれたり、反ったりするので時間との勝負

 

 

 

 

先の工程を考えながら

 

段取りをよく

 

慎重かつ繊細に

 

 

手を動かしながら製材していきます