薪の行く末

 

春の陽気な日

 

 

荒川を渡った先にある江北湯

 

 

今も変わらず、薪(まき)でお湯を温めている銭湯

 

 

 

 

足立区北千住に来てから

身近に銭湯がたくさんあった

 

 

 

日光街道に向かったところに旭湯

 

なんといってもキングオブ銭湯と言われていた大黒湯

 

工房から歩いて1・2分のところの緑湯

 

 

千住にきて10年

 

残念ながら閉館してしまった銭湯

 

 

 

緑湯さんには

汗と木屑まみれになった仕事帰りによく伺っていました

 

 

小物にもできなくなった端材を

引き取って燃やしていただいていたりと

 

公私ともにお世話になっていたので

すごく悲しく寂しい限りです

 

 

 

薪を使っている銭湯をさがしてみると

 

ガスがメインとのことで

 

燃料の高騰、物価高ということもあり

時代の流れで銭湯文化も厳しいものなのだなと強く感じます

 

 

 

江北湯さんとの縁、つながりもあり

 

自然素材を使っている人間として

 

ゴミとして木材を出すのではなく

無駄なく大事な資源を使い、社会に貢献できればと常々思う

 

 

日々の製作だけでなく

 

なるたけ端材もでないよう

小物の製作もバリバリしないといけない今日この頃です